『建築と社会』に加嶋先生が手掛けたリノベーションプロジェクトと座談会の記事が掲載されました
日本建築協会『建築と社会』(2023.02 Vol.104 No.1211)に以下の記事が掲載されました。
【学生による一軒家リノベーションプロジェクト】P18
寝屋川市内にある築50年の2階建て木造住宅を,ロフト付き個室4部屋を備えたシェアハウスにリノベーションしました。
このプロジェクトでは研究室学生が基本設計を担当し、建築士事務所、施工会社との打合せ・プレゼンテーションを実施し、建築主に実施案として採択されたものです。
研究室で継続している「地域資源見える化プロジェクト」の一環として、開放型の用途を検討し、居住者や近隣住民が利用する「土間」を設け、「玄関土間リビング」と呼ばれるリビング兼土間となるコミュニケーションスペースの設置、二階小屋組を露わにし、ロフト空間を四個室すべてに確保したところが特徴です。
地域資源としての要素に関する調査・提案、解体、耐震改修調査、補修作業、基本設計案のプランニングおよびプレゼンテーション、仕上げ素材の選定、家具(机、梯子、収納)の設計・制作など、企画から竣工までの実際のものづくりに参加・実践することにより知識の蓄積および知識を使う,つくる喜びを体験するプロジェクトは、2年半の歳月をかけましたがようやく実現を迎えました。
【座談会“私の空間作法” 〜作り⼿による共創の視点〜】 P19~25
建築家は設計や企画など専門的な任務を通して、社会と、地域と、どのように関わることが可能なのか、
日本建築協会で作品を発表する建築家の方々にお話しを伺いました。
【座談会メンバー】
吉永規夫氏 × 岸⼀ × 宮⽥典和氏 × 加藤正浩氏 × ⽔⾕俊博氏
太⽥栄治氏 × ⽚岡政規氏 × 上⽥寛彬氏 × 髙⽊秀晃氏
加嶋章博(座⻑・摂南大学建築学科)
